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東京を中心に活動している『演劇ユニット 黒帯』の人気シリーズ作品「妖怪レストラン」のスピンオフイベントをコラボレーションさせていだき秋葉原で実施いたしました。
この企画は10年以上前から劇空間を劇場の外に出す事で、現実と物語の境目を演出出来るのではと構想していた物の具現化実験として行ないました。
「妖怪レストラン」という作品に登場する妖怪達が働いている洋食店”シェ・シャ・ソヴァージュ”…
ライヴの日に長細い段ボールひとつ持って会場入り。早く着いた店にはまだ誰もいない。そんな時ひさしぶりに話す先輩ミュージシャンから携帯に電話が。急いで外へ。電話に出ると、なんだか電話の向こうの周りがにぎやか。楽しそうでいいな。少し寂しさを感じながら、自分から最近の近況なんかを話しだす。気が付けは軽く相談に乗ってもらっている。ちょっと弱気だった自分のことが恥ずかしい。また是非一緒に仕事しましょうと言って電話を切る。開場に戻ると、お客さんがいっぱい。もたもたしてないで速くセッティングしろと言って来たのは、今まで電話で話しをしてた先輩。彼はなんと今日の共演者。そういえば。忘れてました。周りの笑い声。恥ずかしがりながらセッティングすることに。しかし、持って来ていた段ボール箱の中は空。ギターが入ってない。すみませんギター忘れました。さすがにこれはみんな笑えない。そうこうしているうちに、先輩とその店の店主がライヴをスタート。店主はこれまた御無沙汰してた先輩ミュージシャン。空の段ボール箱を持ってそのセッションの前に立ちつくす僕の足にはサンダル。衣装の靴も忘れて来ていた。もう自分の居場所はない。二人の演奏するジェフ・ベックのナンバーを後ろに感じながら、僕は静かにその場を立ち去った。
とび起きた。